「格安SIMへ乗り換えたいけど無職だから契約できないのでは?」と思っている方もいるでしょう。

理由は、スマホを契約する場合、大手キャリア(MNO)や格安SIM(MVNO)ともに審査が必要だということを知っているからですよね。

ただ、ひと言で無職といっても…

・転職のため会社を辞めた場合
・以前の会社を辞めてから何年も働いていないニート状態
・高校、大学を卒業してから一度も就職せず引きこもりニート状態

など、人それぞれ今置かれている状況が違います。

結論から言うと…上記のような理由で無職であっても格安SIMは契約はできます。

ただ、定職に就いている方より契約までのハードルは高いです。理由は、格安SIMを契約するためには条件があるからです。

基本的に、その条件をクリアしていれば契約できますが…、場合によっては条件をクリアしているにも関わらず契約できないこともあるので要注意です!

そこで当記事では、無職で格安SIMを契約する場合の「条件」、そして「注意点」についてご紹介していきます。

無職でも安心して、かつスムーズに格安SIMを契約するために、ぜひ参考にしてくださいね!

携帯会社の2つの審査を通過すること

大手キャリア、格安SIM会社問わず契約するための審査には「契約審査」「割賦審査」の2つがあります。

そこで、まずはこの2つの審査では「何を見られているのか」を知っておきましょう!

 

契約審査とは

契約審査では文字どおり「契約に関する審査」をします。

この審査では以下の2つを必ずチェックします。

 

1.契約事項の入力ミス、不備がないか

契約書類のチェックに関しては、格安SIMはWebで契約するケースがほとんどなので入力不備があれば、申込み画面を次へ進めることができないので自分でわかります。

問題は、氏名や生年月日、住所といった個人情報の入力ミスです。これを自分で気づかずに申し込むと本人確認書類と一致しないため審査がとおりません。

再度、申込みをやり直す必要があるので注意しましょう!

 

2.過去に携帯料金の未払い、滞納がないか

契約事項の入力ミス、不備に関しては気をつければ審査は通過しますが、問題は「未払い・滞納履歴の有無」です。

「未払い」「長期滞納」をした場合、その情報はTCA(社団法人電気通信事業者協会)やTELESA(一般社団法人テレコムサービス協会)に記載されます。

そしてキャリアや格安SIM会社との間で、その情報は常に共有されています。

携帯会社も契約するにあたって、携帯料金の未払い、滞納を未然に防がなければいけません。

そのためにTCAやTELESAから契約者の過去の携帯利用履歴を必ずチェックして、「信用できる契約者」かどうかを審査します。

もし契約審査で落ちた場合は、ほぼ間違いなく過去の「未払い」「長期滞納」が原因だと思ってください。

こう言うと…「私は過去に長期滞納したことあるから、契約は一生無理なんだ…」と思う方がいるかもしれませんね。でも、安心してください。

TCAやTELESAに記載された情報は永久に保管されているわけではなく、保管期間は契約解除後5年とされています。100%確実とは言えませんが、一応5年経過していれば契約審査を通過する可能性は高いです。

 

割賦審査とは

乗り換えと同時にMVNOで「スマホ端末+SIMカード」のセットで契約して、スマホ端末代を分割払いにする場合に、割賦審査が実施されます。

今使っているスマホで契約、あるいはスマホ端末代を一括購入すれば割賦審査は必要ありません。

割賦審査では「契約者の個人情報」をチェックします。わかりやすく言えば、家や車をローンで購入する時の審査と同じです。

簡単にいうと、契約者の過去の…

・クレジット利用履歴・支払い状況
・ローンの有無・ローン総額・返済状況
・消費者金融(キャッシング)の利用履歴・返済状況
・携帯の分割払い状況
・収入

などをチェックして、過去の支払いがしっかりできているかを見ます。

支払い、返済状況がきっちりしていれば問題ありませんが、遅延が多かったり、多重ローンを組んでいる場合は割賦審査に落ちる可能性が高いです。

なぜなら「この契約者は支払い能力がないかも…」と警戒するからです。考えてみれば友達と言えどもお金貸して、なかなか返してくれなかったら、また貸そうとは思わないですよね。それと同じです。

ということは、いわゆる「ブラック」の方は100%審査に落ちます。

参考までにブラックの条件は…

・消費者金融でなどのローン返済の長期滞納
・クレジットカードの未払いで契約解除
・クレジットカードの支払いを長期滞納
・クレジットカードの支払い遅延が何度もある
・自己破産や任意整理など債務整理したことがある

などです。

 

格安SIMの審査が不安な方にやってほしい対策

「無職でも契約できる」といっても、やっぱり不安ですよね。ましてや契約しようとして審査が通らず契約できなかったとしたら、これほどショックなことはないですもんね。

そこで、ここでは格安SIMの契約に少しでも不安のある方のために、審査をパスして契約する確率を上げるための対策をいくつかご紹介します。ぜひ、不安な方は参考にしてくださいね。

 

過去に携帯料金の未払い・長期滞納がある場合

これは前述したように過去に未払いや長期滞納がある方は、まず100%審査がとおりません。なので、該当する方は不払いによって契約解除された日から最低5年以上は契約は諦めましょう。

とは言っても、中には「そんなに何年も待てない。今すぐどうしても契約したい」という方もいるでしょう。

その場合はTCA、TESELA非加盟のMVNOを選びましょう。

格安SIMを扱うMVNOの中には、TCAやTELESAに非加盟、または加盟しているけど「未払いや滞納といった情報をチェックしていない」会社もあります。

そういったMVNOは申込時の審査に通過する可能性が高いです。

不払い・滞納情報をチェックしていないMVNO

・IIJmio(加盟)
・イオンモバイル(加盟)
・HISTORYモバイル(非加盟)
・LinksMate(非加盟)
・エキサイトモバイル(非加盟)

上記のMVNOはTCAやTESELAの情報をチェックしていないMVNOなので、不払い履歴がある方は参考にしてくださいね。

 

債務整理の経験がある方は5~10年待つ

過去に債務履歴の経験がある方も契約するのは難しいです。理由は、「JICC」「CIC」「KSC」という3つの信用情報機関に最低5年から最大10年間登録されます。

クレジットカードの場合は最低5年間記録されます。なので最低5年は待たないといけませんが、この場合は下記でご紹介されている対策で契約するようにしましょう。

 

スマホ端末代金は一括支払いにする

一括支払いであれば、仮に過去に未払いや長期滞納があったとしても、そもそも個人信用情報をチェックされないため審査に通過する可能性は極めて高いです。

中には「一括は無理!厳しい!」という方もいますが、できれば一括支払いで購入できる価格帯のスマホを選びましょう。

今は、安いものであれば1万円代から取り揃えているMVNOも増えているので、気になるMVNOがあれば公式サイトで一度チェックしてみてください。

 

割賦購入の場合は端末代は10万円未満にする

理想はスマホ端末を一括支払いするのがベストですが、経済的な事情でどうしても分割支払いでないと厳しいという場合もあるでしょう。

その場合は販売価格が「10万円未満」のスマホを選びましょう。

理由は、10万円以上の分割購入の場合は個人信用情報の確認は「義務化」されていますが、10万円未満の分割購入の場合は取扱会社の「任意」だからです。

つまりMVNOによっては10万円未満の分割購入の場合、個人信用情報を確認せずに契約する会社もあるということです。

ただ、どのMVNOが「確認しないか」までは正確にはわからないので、不安な方は割賦購入する場合は「10万円未満」、もっと言えばなるべく安いスマホを購入しましょう。

 

クレジットカード支払いにする

これは前述したとおり、「クレジットカードを持っている=信用できる、または支払い能力がある」と見なされる可能性があるからです。

中には、クレジットカードに抵抗を持つ方もいますが、可能であれば作ってから申し込みすることをおすすめします。

あくまでも審査を通過する可能性を上げるためです。

 

申し込み時に「職業」を聞かれる格安SIMは避ける

MVNOの中にはショップ、Web申し込み関係なく「職業」を聞かれるところもあります。

一般的に審査では「職業」を聞かれる場合が圧倒的に多いです。それだけ審査通過に「職業」が関係しているとも言えますが、実際に「職業」でそれほど左右されるかまではわかりません。

有名なところで言えば「Y!モバイル」「UQモバイル」は職業を聞かれます。仮に聞かれて「無職」だからという理由で審査に落とされるというわけではありません。

過去に携帯料金やクレジットの未払いや滞納さえなければ、無職であっても基本的に問題ないですが、もし「無職と答えるのが嫌、または抵抗がある」という方は避けたほうがいいかもしれませんね。

気にならないのであれば、希望するMVNOに「職業欄」があっても申し込みしてみましょう!

 

クレジットカードを持っている方が契約はスムーズ

現時点では、まだほとんどのMVNOが携帯料金の支払いは「クレジットカード」のみというところが多いです。

「クレジットカード保持者=信用できる」というイメージがあるのも、その理由の一つかもしれませんね。

だからと言って、クレジットカードを持っていれば格安SIMを100%契約できるというわけではありません。

前述したように、過去に

・携帯料金の未払い・長期滞納
・クレジットカード支払いの滞納または遅延が多い

といった場合には、クレジットカードを持っていたとしても「契約審査」に落ちる可能性が高いです。

あくまでも、格安SIMを契約する場合は、「クレジットカードを持っていたほうがいいですよ」ということです。持っていれば、それだけ格安SIMの選択肢が増えるからです。

 

クレジットカードを持っていない場合はどうすればいい?

問題はクレジットカードを持っていない場合ですよね。その場合でも契約できる格安SIMはあるので安心してください。

まだ少ないですが、格安スマホ契約者の増加にともなって、下記のようにクレジットカード以外の支払いが可能なMVNOもあります。

・口座振替
・口座振込
・デビッドカード

クレジットカードを持てるなら、格安SIMに申し込む前に作ることをおすすめします。理由は「クレジットカード保持者=信用できる」というイメージがあるからです。

つまり、クレジットカード以外の支払いを選択した人は「この契約者はクレジットカードを発行できない人なのかな…」という印象を持たれる可能性があるってことです。

もちろん無理にとは言いませんが、可能であればクレジットカードを作って申し込みすることをおすすめします。

 

デビッドカードに対応の格安SIM

・OCNモバイルONE
・楽天モバイル
・mineo(マイネオ)
・Nifmo(ニフモ)

 

口座振替に対応の格安SIM

・Y!mobile(ワイモバイル)
・UQモバイル
・BIGLOBEモバイル
・楽天モバイル

 

両方に対応の格安SIM

・OCNモバイルONE

 

無職で格安SIMを契約する【まとめ】

ここまで、格安SIMを契約する場合の条件、注意点についてご紹介してきましたが参考にったでしょうか。

おさらいをすると…格安SIMの契約にあたっては定職に「就いている」「就いてない」は関係ありません。

定職に就いていても「不払い履歴」がある方は契約できないし、たとえ無職でも過去に「不払い履歴」がなければ、何の問題もなく契約することができるということです。

下記に契約にあたってのポイントをまとめておくので覚えておきましょう!

・「契約審査」「割賦審査」の2つの審査がある
・「契約審査」は過去に携帯料金未払い・滞納があると落ちる
・「割賦審査」は過去のすべての支払状況がチェックされる
・MVNOはクレジット支払いのみ対応がほとんど
・クレジット未保持者はデビッドカード・口座振替が狙い目

以上の5つになります。

いま格安SIMへの乗り換え、新規申し込みを検討中の方は、今回の記事を参考にすればよりスムーズに契約できると思います。