格安SIMへ乗り換える方の中にはキャリア購入したスマホを持ち込みでSIMのみ契約したいと言う方も多くいます。

そんな時、気になるのは「スマホ持ち込みでSIMだけ契約しても端末保証してくれるのか…?」ですよね。

キャリアでは端末保証サービスが用意されていますが、契約解除と同時に保証もなくなります。また、メーカー保証も購入から1年で切れてしまいます。

故障しなければ保証なんて必要ありませんが…大事に使っていも、落として水没や破損した経験がある方もいるでしょう。

スマホは今やハイスペックモデルになると10万円以上、ミドルレンジモデルでも5万円前後と高額なので、修理を実費ですれば多額の費用がかかります。

結論から言うと、キャリアスマホや自分で購入したスマホでも端末保証してくれるMVNOはありますが、現状は非対応なところが圧倒的に多いです。

そこで今回は持ち込みスマホでも、しっかりと端末保証してくれるMVNOの中でも特に優良な持ち込み端末保証サービスがある8社をピックアップしました。

スマホ持ち込みで格安SIMへの乗り換えを検討中の方は、ぜひ参考にどうぞ。

 

BIGLOBEモバイル「持ち込み端末保証」

BIGLOBEモバイルの「持ち込み端末保証」は、格安SIMの中でも数少ない全OSに対応した保証サービスを提供しています。

BIGLOBEモバイルの端末保証で特徴的なのは、アマゾンや家電量販店などで購入した中古端末(白ロム」でも保証してくれるところです。

また、「シェアSIM」プランの契約であれば、台数制限なしで複数端末を保証してくれます。これはユーザーにとってはかなり嬉しい保証ですね。

複数端末を保証してくれる格安SIMは、現時点では私が調べたところBIGLOBEモバイルだけです。

・月額550円
・加入はいつでもOK
・対象端末…Android、iPhone、iPad、中古端末
・iPhoneは修理のみ
・Androidは修理・交換可能
・補償上限…4万円
・貸出機あり(iPhoneは有料:3000円)
・修理費用無料
・修理不可で交換の場合は新品・中古のいずれかで指定はできない

 

OCNモバイルONE「あんしん保証」

OCNモバイルONEは年々、シェア数を増やしている今注目の格安SIMです。

提供している端末保証「あんしん保証」もiOS(iPhone)、Androidに対応していているので、端末持ち込みで契約する場合も安心ですね。

「あんしん保証」の特徴は、補償上限金額がMVNOの中でもトップクラスに高いこと。

そして補償オプションは契約時のみ加入できるMVNOがほとんどですが、OCNモバイルONEの「あんしん補償」はいつでも加入できます。

いつでも加入できるため、つい加入し忘れてしまうケースもあるので、契約時に一緒に加入しておくのがベストかなと思います。

1つ欠点があるとしれば、修理期間中の「貸出機」がないこと。ユーザーからすると心もとないですが、持ち込み端末保証サービスがある格安SIMの中ではもっとも優良保証サービスと言えます。

・月額550円
・対象端末…Android、iPhone
・加入はいつでもOK
・故障発生から10日以内の依頼のみ対応
・補償上限…5万円
・修理費無料・貸出機なし・修理不可で交換の場合は指定された端末の中から選べる

 

mineo「持ち込み端末安心保証サービス」

mineo(マイネオ)の「持ち込み端末安心保証サービス」も全OSに対応した端末保証を提供しています。

特徴としてはiPhone、AndroidだけでなくiPadも対応してくれる点。ただ、端末ごとに修理、交換の対応が違うのでチェックしておきましょう。

そしてもう1つの特徴は他社が修理・交換は年2回まですが、mineoは3回まで対応してくれるところ。

ただし、3回目は金額補償はなく「実費」です。実費となると新しく購入した方がいい場合もあるが、まだ購入したばかりのスマホであれば実費でも修理した方がいい場合もあるので、これはケースバイケースと言えますね。

・月額550円
・加入はいつでもOK
・対象端末…Android、iPhone、iPad
・iPhone、iPadは修理のみ
・AndroidはSIMフリーは修理・交換OKだがキャリア購入の場合は交換のみ
・故障発生から9日以内の依頼のみ対応
・加入日から31日後より保証開始
・補償上限…4万円
・修理費無料
・貸出機なし

mineoの端末保証で注意したいのは、「免責期間」があること。簡単に言うと加入してから30日以内の故障は保証対象外となり修理、交換対応してくれません。

加入日より31日後からの対応となるので、その間はくれぐれも破損、故障させないように気をつけましょう。

また、mineoは分解して改造した端末はもちろんのこと、一度でも修理で部品交換した端末、塗装された端末は保証対象外となります。

過去に一度でも修理で部品交換した経験がある場合は加入しても対応してもらえないので、くれぐれも注意しましょう。

 

IIJmio「つながる端末保証」

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、次から次へと格安プランを発表して今もっとも注目されている格安SIMの1つです。

「つながる端末保証」はキャリア購入したスマホ端末も対応してくれるので安心です。

注意すべきは、保証の申込後、専用WEBページにて保証を適用したいスマホ端末の「IMEI情報」を14日以内に加入者自身で登録しておかないと、加入していても保証対象外になってしまうこと。必ず14日以内に登録を済ませておきましょう!

・月額550円
・加入はいつでもOK
・対象端末…Android、iPhone
・キャリア端末はドコモ・auのみ対応
・iPhoneは修理のみ対応
・Androidは修理・交換対応
・補償上限…5万円
・修理費無料
・貸出機あり
・修理不可で交換の場合は指定端末との交換

前述したこと以外にも注意してほしいことが2つあります。

1つ目は、新品で購入したスマホ端末は保証してくれますが、ショップなどで購入した中古端末または非正規修理店で修理した端末は保証対象外になります。

2つ目は、発売日が古い端末は保証対象外になる場合があります。公式ページには「つながる端末保証」加入日時点から発売日が2年以内と記載されています。あくまで目安ということですが、発売日がいつかは契約前にチェックしておきましょう。

あと故障してから何日以内でなければ対応してくれない場合が多いんですが、公式サイトに記載されていないので不明…。故障したらすぐに修理依頼すると思うので、ここは問題ないでしょう。

 

UQモバイル「つながる端末保証」

auのサブブランドとしてCMでもよく目にするUQモバイル。

UQモバイルが提供する「つながる端末保証」は、残念ながらAndroidのみ対応可能でiPhoneは非対応です。

UQモバイルは「料金」「通信速度」「サポート体制」などユーザーから高評価されていますが、持ち込みスマホで契約するユーザーにとっては、個人的には優しくない印象ですね。あくまでも端末保証に限ってですが…。

・月額550円
・加入はいつでもOK
・対象端末…Androidのみ対応
・補償上限…5万円
・修理費無料
・貸出機なし

 

イオンモバイル「持ち込み保証」

イオンモバイルの「持ち込み保証」最大の特徴は、なんと言っても対象端末がキャアリア端末問わず、iPhone、Android以外にタブレットにも対応している点です。

そして他社がiPhoneの場合は修理のみで交換は非対応なのに対して、iPhoneの交換にも対応している点です。これはIPhoneユーザーにとっては嬉しい限りですね。

欠点をあげるとするなら、他社が月額550円なのに対して、やや高い点です。

イオンモバイルの端末保証で注意すべきは、SIM契約する時点でしか加入できないこと。契約後の加入はできないので、端末保証を付けたい方はSIM契約時に忘れずに加入するようにしまよう!

・月額605円(Android)・715円(iPhone)
・加入はSIM申し込み時のみ
・対象端末…Android、iPhone、タブレット
・キャリア端末はドコモ・auのみ対応
・iPhoneは修理のみ対応
・Androidは修理・交換対応
・補償上限…5万円
・修理費無料
・貸出機あり(無料)
・修理不可で交換の場合は指定端末との交換

イオンモバイルが人気の理由は、全国に専用店舗があること。電話一本でも修理依頼できますが、イオンモールへお買い物に行ったついでに店舗でも修理依頼の受付ができるのは便利ですよね。

 

nuroモバイル「端末補償」

nuroモバイルは格安SIMの中でも料金がトップクラスに安いことからジワジワとシェアを伸ばしています。

縛りなしでいつでも解約でき、解約金が発生しないこと、そして、お試しプランがあり、これは格安SIMが初めてで不安な方にとっては敷居が下がり契約数増加の起因にもなっています。

nuroモバイル「端末補償」の特徴は、SIMカードが使える端末であればキャリア、中古、SIMフリー端末問わず保証対象であること。

ただし保証期間は端末メーカーの発売日から3年以内まで。3年を過ぎた端末は保証対象外となるので、端末持ち込みで契約する場合は、事前に発売日をチェックしましょう!

・月額550円
・加入は申し込み時のみ
・対象端末…SIMカードが使用できる端末であればOK
・補償上限…4万円
・修理費無料
・貸出機なし

 

Y!mobile「故障安心パックライト」

CMでもお馴染みのワイモバイルにも「故障安心パックライト」という持ち込み端末保証があります。残念なの保証内容が交換のみで修理は非対応という点です。

故障安心パックライトの特徴としては、「紛失ケータイ捜査サービス」という、スマホを紛失した際に、スマホのおおよその位置を調べてくれるサービスです。

・月額550円
・加入はいつでもOK
・対象端末…iPhone、Android
・修理なしの交換のみ対応

交換できる機種はiPhone、Androidともに最新の機種も揃っているのはありがたいですね。価格は最新機種になればなるほど当然高くなりますが、機種によってはECサイト(アマゾンなど)、Apple公式サイトで購入するよりも安く場合もあります。

 

契約する前に必ずチェックすべき5つのこと

ここでは格安SIMを契約して持ち込み端末の保証を受ける際の注意点を5つ紹介していきます。

これは格安SIMに限らずですが、端末保証を受けるためには契約しているMVNOごとに必ず条件があります。

この条件をクリアしていないと端末保証に加入していても修理、交換の対象外となり対応してもらえません。

いざ修理依頼した時に「対象外です」となれば、最悪、新たにスマホ端末を購入しなくてはならくなるので、必ずこれから紹介する注意点はチェックしておきましょう!

 

破損、故障してから依頼するまでの日数

各MVNOごとに多少の違いはありますが、破損、故障してから9~10日以内というように期日が決められています。

この期日を過ぎると修理依頼をしても受け付けてもらえません。

今やスマホは生活になくてはならない必需品なので、故障してから何日も放置する方はいないと思いますが…落下させて破損したけど問題なく使える場合、つい修理依頼を先延ばしにしてしまう方がいます。

いざ破損の修理依頼をしたけど期日切れで修理不可能なんてことも…。そうならないためにも修理はすぐ依頼しましょう。

 

海外購入または改造品は修理の対象外

海外購入のスマホ端末は、まずどこのMVNOも対象外になります。対象は日本国内で販売された正規品でなければいけません。

注意してほしいのは「改造品」です。改造品というと「私のスマホは改造なんてしてないから大丈夫」と思う方がいますが、MVNOが定める改造品は一般的な解釈と違ということです。

例えば、以前スマホが壊れて修理依頼したスマホ修理屋さんが正規修理店でない場合、そこで修理した時点でスマホは「改造品」扱いになります。そうなると保証対象外なので修理、交換してもらえません。

持ち込みで格安SIMを契約する場合は、過去に修理歴がある方は正規修理店かどうか、必ず確認しておきましょう。

 

スマホ端末を購入したという証明書が必要

修理または交換を依頼する際に、破損、故障したスマホの保証書あるいは購入時のレシートなど購入したことを証明する書類が必要な場合があります。

案外、購入後に捨てる方、捨ててはいないけど「どこに置いたかわからない…」なんて方もいるでしょう。

修理依頼時に慌てないように保証書や購入時のレシートはすぐわかる場所に保管しておきましょう!

 

補償範囲は必ずチェック

故障には「自然故障」「物損故障」の2種類があります。

「自然故障」とは…
機器メーカーの定める範囲内の故障で、端末の取扱説明書や端末ラベルに書かれている使用上の注意を守って使っていたけど、故障した場合です。

「物損故障」とは…
故意ではなく偶発的なミスでスマホを落下させて破損した、あるいは水濡れや水没させて故障した場合です。

つまり乱暴な扱い、あるいは故意による破損、故障の場合は保証対象外になります。

また、長期使用による自然劣化、虫食い、サビなども保証対象外になります。

 

データは必ずバックアップしておく

故障して修理依頼する場合、自分でスマホをオールリセット(データ消去)しておく必要があります。

理由は、修理中に何らかの原因で大事なデータが消えてしまうことがあるからです。もし消えたとしても責任は取れないため、公式ページにはデータ移行(バックアップ)、データ消去は必須と記載されています。

故障端末を修理に出す時は、自分で必ずパソコンあるいはSDカードなどにデータをバックアップまたは移行しておきましょう。

 

まとめ

ここまで、持ち込み端末保証をしてくれる格安SIM8社の保証内容についてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか。

端末補償があること自体はほとんどの方が知っていると思いますが、

・保証内容
・補償範囲
・保証してもらえる対象機種
・補償金額
・保証を受けるために必要なもの

など、「そこまで詳しくは知らない」という方が多いのではないでしょうか。

また、修理依頼はWEBのみで受付のところもあれば、イオンモバイルやminoe、UQモバイルのように店舗受付できるところもあります。

今回紹介した8社とも保証内容には大差はないので、この中で選ぶ際は、

・端末が保証対象かどうか
・修理受付はWEBのみ、あるいは店舗受付があるか

で比較して決めるのも良いかもしれませんね。

端末持ち込みで契約する予定の方は、契約後に実は「保証対象外の機種だった…」なんてことがないよう、今回の記事を参考にしつつ、事前に各MVNOの公式サイトでも確認するようにしましょう。