格安スマホの通信速度って大手キャリアより遅いって本当?

格安スマホへ乗り換える際に、多くの人が気にするのが「通信速度」ではないでしょうか?

あなたも一度は、「格安スマホは安いけど、通信速度が遅い…」なんて聞いたことがあるかもしれません。

月額料金が安くなっても、「通信速度が遅い」「電波が繋がりにくい」」では、使い物にならないですよね。日常的にスマホを使う身からすると、ストレス以外のなにものでもありません。

そこで、今回はそんな不安を持たれているあなたのために、当記事では、

・キャリア回線より通信速度が遅いって本当なのか
・通信速度で後悔しない格安スマホ選びのポイント

以上の2つに絞って、それぞれ具体的に解説していきます。

今回の記事をご覧になって頂ければ、きっとあなたの不安や疑問はスッキリと解消されるでしょう!ぜひ、乗り換えを検討中の方は、参考にしてくださいね!

キャリアと比べて格安スマホは「通信速度が遅い」って本当?

格安スマホとキャリアの通信速度の差

格安スマホとキャリアの速度比較

まず、今回の記事の核心からお伝えしていきましょう。

結論から言うと、格安スマホの通信速度はキャリア回線には及びません!

この事実を知ったあなたは、きっと格安スマホへの乗り換えをためらうでしょう。もしかしたら、乗り換え自体をやめてしまうかもしれません。

でも、ちょっと待ってください!ここで終わってしまっては、そもそもこの記事を書く意味がありませんし、何より当記事に辿り着いた、あなたに何のメリットもありません。

「キャリア回線に及ばない」というのは紛れもない事実ですが・・・だからといって「使い物にならない」というわけではありません。

厳密にいうと、キャリア回線と比べて「通信速度の安定性に欠ける」と言った方がいいかもしれませんね。

1日の中で遅くなりやすい時間帯がある

キャリアと格安スマホを比較した時に、もっともネックとなるのが回線です。

キャリアと比べて「通信速度の安定性に欠ける」と言いましたが・・・わかりやすくいうと、速度が速い時もあれば遅い時もあるということです。

では、どんな時に遅くなるのかというと、スマホ利用が集中する時間帯です。特に集中する時間帯が1日の中で計3回あります。

1.朝の通勤時間帯

時間帯でいうと7時から9時の間です。車通勤の方は置いといて、電車やバスなど公共の乗り物を利用している方の多くが時間の長短はありますが、必ずと行っていいほどスマホを一度は利用します。

2.お昼休憩の時間帯

お昼休憩中は、特にスマホを利用する方が多い時間帯です。ゲーム、動画、音楽を楽しむ方もいれば、ネットでの検索・閲覧・お買い物など。またLINEといったSNSを利用する方も多いですよね。

3.退勤時から夜にかけての時間帯

仕事が終わって帰宅する17時から19時の時間帯。そして夜22時あたりもスマホ利用による通信が集中しがちです。だいたい皆さんが就寝する前の、一日の中でもっともリラックスしてくつろいでいる時間帯ではないでしょうか。

このように、1日の中でもっともスマホを利用している人が多い時間帯というのは、どうしても通信が集中してしまうため、格安スマホの場合は通信速度が遅くなりがちです。

なぜ格安スマホの通信速度はキャリアに劣るのか?

格安スマホの通信速度がキャリアに劣る理由

なぜ、スマホ利用者が集中する時間帯は、速度が遅くなるのか、理由は3つあります。

1.キャリアから回線をレンタルしている

格安スマホ・SIMを提供しているMVNOは、キャリア回線の一部を借りて運営しています。

回線をキャリアからレンタルしているからこそ、基地局など設備投資がかからない分、格安で提供できているわけですが・・・

ドコモ、au、ソフトバンクから回線の一部をレンタルしているため、どうしてもキャリアスマホと比べると、通信速度、安定性は劣ってしまいます。

2.MVNOによってレンタルしている回線の量が異なる

これは格安スマホへ乗り換える際に、重要なポイントの1つなんですが、各MVNOによってキャリアからレンタルしている回線の量が違います。

基本的にレンタルしている回線の量が多いMVNOの格安スマホほど、通信速度は速く、1日を通して安定しています

格安スマホの通信速度は、キャリアと比べて劣ると言いましたが、実は格安スマホの中にはキャリア並に通信速度が「速い」かつ「安定している」ものもあります。

3.格安スマホ利用者の増減で速度は変わる

格安スマホ利用者が今後さらに増えていけば、それに比例して通信速度は遅くなるのでは・・・と思う方もいるでしょう。

結論から言えば、その可能性は十分に考えられます。とは言え、この問題は格安スマホがまだ普及し始めた当初のものです。

年々、各MVNOも通信速度をより安定させて、快適な通信を可能にするために改良、改善に努めています。

結論!速度が劣っても格安スマホがおすすめ!その理由とは

格安スマホの通信速度についてお伝えしてきましたが、ここまでご覧になった方の多くは、「格安スマホはやめとこうかな・・・」と思っているかもしれませんね。

結論から言うと、キャリアと比べて通信速度は劣るものの、それでも格安スマホはおすすめです。キャリアから乗り換えてたとしても十分にメリットはあります。

理由は「遅い」「不安定」といっても日常生活でスマホを使う分には何ら問題ないレベルだからです。

「通信速度が遅い」と聞くと、中には、ギガを使い果たして「通信速度制限」がかかった時くらいの状態をイメージしている方もいるかも知れませんが・・・

そのレベルではいくら月額料金が安いとは言え、格安スマホへ乗り換えるメリットよりもデメリットが勝ってしまいますよね。それだけ、スマホを快適に使う上で通信速度は重要なポイントですからね。

ですから、格安スマホを検討中の方は、安心して乗り換えて頂ければと思います。

ただ、乗り換える時に、もっというと数あるMVNOの中から選ぶ時に、通信速度で重要なポイントが1つあります。

次の項目で、具体的に解説していますので必ずチェックしてくださいね!

格安スマホ選びで大事なこと

格安スマホ選びのポイント

ここでは、「通信速度」に焦点を当てた場合において、格安スマホを選ぶ時のもっとも重要なポイントをご紹介します。

時間帯関係なく安定している格安SIMがおすすめ

通信速度は速いに越したことはありません。だからといって格安スマホを選ぶ際に「通信速度の速さ」だけで決めてはいけません。

大事なことは24時間通じて、安定した通信ができることです。そのためには、通信の「最高速度」よりも「最低速度」に注目して選ぶようにしましょう。

もう一度いいます!

最低速度こそ重要なんです!!

特定の時間帯だけ速いことよりも、1日を通して安定して速度が出ていることが重要。
いくら最高速度が早くても、使いたい時に速度が遅くて繋がりにくと、結局ストレスがたまってしまいますよね。

特に、前述した通勤時、お昼時、帰宅時、就寝前などはスマホを利用する機会が多いと思います。肝心な時に「繋がらない」では、スマホを持っている意味がないと言っても過言ではないでは。

許容できる最低速度の基準は?

では、最低速度はどれくらいであれば許容範囲なのかというと・・・基準値は「4Mbps」以上です。

なぜかというと、スマホ利用の中で動画視聴がもっとも通信量を使います。動画であればYouTubeを観る方も多いと思いますが・・・

YouTubeのHD動画(高画質)を最初から最後まで快適に再生されて、ストレスなく視聴できる速度が最低「4Mbps」だからです。

最低速度が、この基準値を上回っている格安スマホであれば、1日通してストレスなくスマホを利用することができます。

ただ、1日を通して「4Mbps」を出し続ける格安スマホは意外と少ないのが現状です。

・スマホは通話メインでネット回線(データ通信)はほとんど使わない
・日常生活で困らない程度に、最低限スマホを使えれば良い

という方には、この基準値はあまり重要ではありませんが・・・

・スマホはデータ通信メイン
・動画や音楽アプリをよく利用する
・SNSをよく利用する

という方にとっては、安定した通信速度は重要ですよね!

バースト転送機能がある格安SIMがおすすめ

バースト転送機能とは

ストレスなく通信するためには、最低速度の他にもう1つポイントがある。

それは、「バースト転送機能」がある格安スマホを選ぶことです。なぜなら、このバースト機能の有無でスマホの使い勝手に差が出るからです。

バースト転送とは

低速時でも一瞬だけ高速通信速度でデータ通信をできる機能のこと

この機能があると、例えばWebページやLINEなどSNSアプリなど、最初の画面が高速通信時と変わらない速度で、素早く表示されます。

動画などデータ通信量が多い場合は、効果は期待できませんが、Webの検索・閲覧、あるいはSNSアプリ、メールなどデータ通信量が軽量な場合は、威力を発揮します。

この機能で特に助かるのが、ギガ容量をオーバー(パケ死)場合です。パケ死すると通信速度の制限(最大速度200kbps)によりWebサイトやアプリの最初の画面が表示されるまでに10秒ほどかかってしまいます。

スマホ利用で10秒は、体感的にかなり長く感じますよね。

「バースト転送機能」が付いた格安SIMであれば、速度制限されていても高速通信時と同様にWebサイトを閲覧でき、アプリも快適に利用することができます。

格安スマホの通信速度で重要なポイント【まとめ】

・最高速度よりも「最低速度」が重要
・最低速度の合格ラインは「4Mbps」以上
・バースト転送機能の有無で快適さに差が出る

豆知識:パケ死とは?

現在のパケ死の意味

契約しているデータ通信量の上限をオーバーしてしまい通信速度が制限されて遅くなること

昔のパケ死の意味

2003年に国内で初めて「パケット定額制」が導入されたが、定額制を契約せずに大量にデータを利用(パエットの使いすぎ)したため、月数万から数十万という高額請求をされることを「パケ死」と呼び、社会問題にもなった。

格安スマホの通信速度【まとめ】

ここまで格安スマホの通信速度についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか。

この記事で、あなたにお伝えしたかったことは以下の4つです!

・日常生活で使う分には十分な速度なので安心
・1日を通して安定した速度を出せることが大事
・最高速度よりも最低速度が「40Mbps」以上あること
・バースト転送機能が付いた格安SIMがおすすめ

キャリア回線をレンタルして運営している以上、通信速度で劣ることは否めません。だからといって「格安スマホはダメだ」ということではありません。

格安スマホへ乗り換える際は、上記した4つのポイントを参考に、ぜひ快適なスマホライフが送れる格安スマホを選んでくださいね!