格安SIMで無制限かけ放題を利用することで、毎月のスマホ料金を最大限に抑えたいという方も多いでしょう。

現状、「無制限」かけ放題サービスを提供しているMVNOはまだまだ少ないですが…あります。

今回は、格安SIMで24時間無制限のかけ放題を提供しているMVNO5社と、使い方次第で「基本使用料」「通話料」を完全無料で利用できるMVNO1社の系6社をご紹介します。

提供の仕方には「有料オプション」「プラン込み」の2パターンがあります。

日頃から通話をよく利用する方は、これから紹介する6社から選べば間違いありません。ぜひ参考にしてくださいね!

 

かけ放題オプションがある格安SIM【3社】

まず、「時間無制限」のかけ放題を有料オプションとして提供しているMVNOを3社ご紹介します。

嬉しいのは専用アプリを使用せず、今までどおり発着信ができる点です。IP電話みたいに発信する度にアプリを起動させるなどのひと手間やストレスがないというのは、電話をよく利用する方にとっては結構大きいですよね。

 

ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンク端末で乗り換える方はSIMロック解除が不要。プランは「3GB」「15GB」「25GB」の3タイプを用意しています。

【スーパーだれとでも定額】
・月額料:1870円/月
・24時間国内通話かけ放題
・3GB(2178円)に付けると合計4048円
・データ繰り越しあり
・データ追加は0.5GB/550円

いますぐY!mobile公式ページで詳細を確認する

 

UQモバイル

UQモバイルはauのサブブランドなので、au端末で乗り換えたい方にはSIMロック解除が不要なのでおすすめの格安SIMと言えるでしょう。

プランは「3GB」「15GB」「25GB」の3タイプを用意しています。

【24時間いつでもかけ放題】
・月額料:1870円/月
・24時間国内通話かけ放題
・3GB(1628円)に付けると合計3498円
・データ繰り越しあり
・データ追加は0.5GB/550円

 

OCNモバイルONE

NTTドコモには上記2社のようなサブブランドは今のところありませんが、OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが提供してる格安SIMです。

そのため、ドコモから端末ごと乗り換えたい方はSIMロック解除が不要なのでおすすめです。

以前まで、かけ放題を適用させるには専用アプリ「OCNでんわ」経由で通話することが条件でした。

しかし、嬉しいことに、2021年3月25日から提供された新料金プランでは、大幅値下げだけでなく、専用アプリ不要でかけ放題を利用できるようになりました。

【完全かけ放題】
・月額料:1430円
・24時間国内通話かけ放題
・3GBに付けると合計2420円
・データ追加は1GB/550円

【3社の総評】
かけ放題オプションの月額料金は、OCNモバイルONEが1430円でもっとも安く、他2社は1870円と同じです。

データ容量「3GB]でかけ放題を付けた合計金額で言うと、ワイモバイルがもっとも高く、OCNモバイルONEが圧倒的に安いのがわかりますね。

さらに、データのチャージ料でもワイモバイル、UQモバイルが「550円/0.5GB」に対して、OCNモバイルONEは550円で2倍の1GBチャージできる点も見逃せない。

 

プランにかけ放題が含まれている格安SIM【2社】

ここでは、プランの基本使用料に「かけ放題」オプションが含まれている格安SIMを2社ご紹介します。

かけ放題が含まれている分、他社よりも割高ですが必要なの発生する費用は基本使用料のみ。シンプルな料金体系でお得に通話したい方にはおすすめですね。

2社とも専用アプリは必要なく、従来どおりの通話ができる点もストレスなく利用できるので嬉しいですね。

 

日本通信SIM

日本通信SIMはドコモ回線のため、ドコモ端末で乗り換える方はSIMロック解除が不要です。

【合理的かけほプラン】
・月額料:2728円/月
・データ量:3GB
・24時間無制限で国内通話かけ放題

 

HISモバイル

HISモバイルは旅行会社のHISが提供する格安SIMです。

ドコモとソフトバンク回線を利用しているので、同キャリア端末で乗り換える方はSIMロック解除が不要です。

【3GB+無制限かけ放題プラン】
・月額料:2728円
・データ量:3GB
・24時間無制限で国内通話かけ放題

【2社の総評】
日本通信SIM、HISモバイルともにプラン内容、基本使用料はまったく同じです。

両者とも「かけ放題」を含むプランは3GBのですが、もしデータを使い切っても1GB/275円でチャージできます。他社相場が0.5GB/550円なので、これはかなりお得ですよね。

ただし、余ったデータを翌月に繰り越しできないという欠点はありますが、チャージ料が安いので毎月のデータ使用量を微調整すれば、かなり低料金でかけ放題を利用できる点は最大のメリットと言えるでしょう。

 

結局、かけ放題にするならどこが良いの?

格安SIMで「かけ放題」を利用するなら上記5社から選ぶのがベストでしょう。といっても現状、ご紹介した5社しかないんですが…。

とは言っても、中には「結局、どれを選べば良いの?」と悩む方もいるでしょう。

そんな方が、スッキリと選べるように条件を絞って「ベストな選択方法」をご紹介しておきます。

わかりやすく、すべてデータ容量「3GB」で「かけ放題」を利用した場合で計算しています。

 

SIMロック解除したくないなら!

乗り換え時に少しでも手間を省きたいのであれば、SIMロック解除が必要ない同一回線の格安SIMがベストです。

そう考えると、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれに対応した回線を選ぶのが良いでしょう!

 

ドコモから乗り換えなら、この3社

ドコモから乗り換えるなら、3択です。OCNモバイルONE、日本通信SIM、HISモバイルが選択候補になります。

OCNモバイルONEの場合、基本使用料990円、かけ放題料金1430円の合計が2420円。

HISモバイル、日本通信は、3GBプランにかけ放題が含まれているため料金は2728円。

データ容量3GBなら、OCNでモバイルONEが最安値になります。仮に1GBで十分という方は、基本使用料770円なので合計2200円。6GBくらい必要という方は基本使用料1320円なので合計2750円。10GBなら基本使用料1760円3190円になります。

3社を比べると、OCNモバイルONEは2倍の6GBにしても他2社よりも1ヶ月のスマホ料金が安いです。

以上から、一押しはOCNモバイルONEになります。安さだけでなく、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMなので、信頼性、通信品質の面から見ても安心できるでしょう。

 

auから乗り換えるなら一択!

auからSIMロック解除不要で乗り換えるなら「UQモバイル」の一択です。

データ容量「3GB」くりこしプランSにすると、基本使用料1628円、かけ放題料金1870円で合計3498円になります。

ちなみに、auの新格安プラン「povo」と比較してみると…

povoは20GBプランのみで基本使用料2728円、かけ放題料金1650円で合計4378円。

3GBで十分ならUQモバイルが安いのでおすすめです。また、15GBの「くりこしプランM」なら基本使用料2728円で合計4598円となるので、データ容量が月15~20GB必要な方は、povoを選ぶのがベストでしょう。

 

ソフトバンクから乗り換えるなら、この2社

ソフトバンクからSIMロック解除不要で乗り換えるなら2択。ワイモバイルとHISモバイルになります。

ワイモバイルは、基本使用料2178円、かけ放題料金1870円の合計が4048円。家族2人以上で契約するなら家族割が適用されて2回線目以降は1188円/月割引されて、ずっと2860円とかなり安くなります。

HISモバイルは、ドコモだけでなくソフトバンク回線にも対応しています。無制限かけ放題付きの3GBプランで2728円になります。

1人で利用する場合の価格は、HISモバイルの圧勝なのでコレで決まりと言いたいところですが…

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなため全国のソフトバンクのショップに隣接して出店しています。契約はWEBでしたとしても、その後に困ったことがあった場合にショップで対応してもらえるというメリットがあります。

契約後のサポート、サービス、通話品質、信頼性など総合力で見るとワイモバイルに軍配が上がります。

「安さ」を取るか、「総合力」を取るかで検討するのがベストといえるでしょう。

 

とにかく安く抑えたいなら!

SIMロック解除しても良いから、かけ放題を最安値で利用したいという方は、OCNモバイルONE一択です!

ちなみにOCNモバイルONEには他に月額935円の「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」があります。

それに加えて、無料のOCNでんわサービスに申し込めば、通話料は11円/30秒と半額になります。専用アプリ不要で通常の音声通話で半額割引が適用される点は見逃せません!

・1回の通話のほとんどが10分以内であれば「10分かけ放題」
・10分以上通話する相手が月に3人までなら「トップ3かけ放題」

がそれぞれおすすめです。「トップ3かけ放題」は毎月通話が長い上位3人を自動判定して割引対象になります。

10分超過時、またはトップ3以外の通話料は11円/30秒なので、上記2つに当てはまる方は無制限ではなく、「10分かけ放題」もしくは「トップ3かけ放題」を選択するのも良いかもしれませんね。

 

楽天モバイルで基本使用料・通話料を完全無料にする裏技!

これまで無制限のかけ放題サービスを提供しているMVNO5社を紹介してきましたが、ここでは「基本使用料」「通話料金」を完全無料で利用する方法を紹介していきます。

その方法とは…「楽天モバイル」を「通話専用機」として使うやり方です。

詳しくは、こちらのページにて紹介しているので興味のある方は、ぜひ見てくださいね!

なぜ、格安SIMには「専用アプリ不要」のかけ放題が少ないのか?

現状、定額の「かけ放題」オプションは用意されているものの「24時間無制限」を提供しているのはごく一部。10分や60分など定額制かけ放題がほとんどですが、利用するには「専用アプリ」の利用が必須です。

通話料が定額で安くなるのは嬉しいですが、専用アプリによる通話は実際に使っていて不便に感じる方もいるのはないでしょうか。

特に、そのことを実感するのが、不在着信の番号へ折返し電話をする場合です。スマホ画面の通知バーから折り返し発信するとスマホ端末付属の電話アプリからの発信となるため、通常料金になってしまうのです。

割引が適用されるのは専用アプリ経由が必須のため、折返し電話をする場合は必ず専用アプリの着信履歴から発信する必要がある。

このことを忘れてしまい、通話料金が割引適用されず損をしてしまうケースが多いようです。

格安SIMにもキャリアやサブブランドのように専用アプリ不要のかけ放題があれば、ユーザーはより選択の幅が広がると思うのですが…

なぜ、格安SIMには少ないのか?その理由と格安SIMの今後のかけ放題の展望をわかりやすくまとめたので、興味ある方はぜひ読んで見てくださいね。

 

格安SIMに無制限かけ放題が少ない理由とは?

理由をひと言で言えば、MVNOが提供する格安SIMは通信網をキャリア(MVO)からレンタルしているからです。そのため、MVNOはキャリアが定めた通話利用料の原則に準じるしかありません。

これまでキャリアは通話料金などの見直しをまったくと言っていいほどやってきませんでした。そのためMVNOは、かけ放題サービスを提供したくてもできなかったわけです。

そこで、なんとか定額、無制限のかけ放題サービスを提供するために考えたのが専用アプリです。

専用アプリを使って相手電話番号の先頭にプレフィックス番号を付けて電話する方法です。この方法を取ることで、キャリア回線とは別の回線を経由させることで、その間はキャリア回線の利用料がかかいません。その分、通話料を安く抑えることができるわけです。

また、IP電話であればデータ回線で利用できるため通話料金を安く抑えることでができます。そのため、MVNOの中にはIP電話を利用して定額かけ放題サービスを提供しているところもあります。

 

各MVNOのかけ放題サービスに関する今後の展望

あなたもご存知、キャリアがオンライン専用プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」の提供をスタートしましたよね。

この3つの料金プランを初めて見た時、「今までの高い携帯料金はなんだったの…?!」と思うほど安く感じたのではないでしょうか。

なぜ、キャリアはこんなにも格安なプランの提供をスタートしたのか?その背景には、キャリアが定めた音声通話料金の見直しがあります。

料金見直しが本格化し始めた理由は、日本通信がドコモに対して要求した事案が通ったからです。

1つ目は、音声通話の「卸料金を適正な原価に、適正な利潤を加えた料金」の見直すこと。2つ目は、MVNOにも通話定額オプションを提供すること。

定額オプションの提供はまだ実現していませんが、ようやくキャリアが今まで放置していた「卸料金の見直し」を始めたことはMVNOにとっても、そしてエンドユーザーの私たちにとってもメリットがある変革だと言えます。

総務省のキャリアへの圧力も強くなり、以前にも増して音声通話の卸料金が引き下げがいよいよ本格化していくでしょう。

その証拠に、格安SIMの「音声通話SIMプラン」と「データ専用SIMプラン」の価格差が以前より小さくなっています。

これは、卸料金が下がったことで、MVNOは、その分「音声通話SIMプラン」の価格を下げれるようになったからです。現状は、今後さらに卸料金が大きく下がることを予想して、フライング的にプランの基本料金を値下げしている感じはありますが…。

今後、通話定額を含めた音声卸料金の更なる見直し、大幅な値下げが実現すれば、IP電話や専用アプリ不要で定額や無制限のかけ放題サービスを提供するMVNOが増えていくのは間違いないでしょう。

それに伴い、より魅力的な無制限かけ放題プランが現れるかもしれませんね。期待したいものです。

 

まとめ

以上、かけ放題サービスを提供する格安SIM5社、そして楽天モバイルを通話専用機として完全無料でサブスマホとして利用する方法も最後にご紹介しましたがいかがだったでしょう。

また、興味がある方へということで、IP電話、専用アプリ不要の定額、無制限かけ放題サービスを提供するMVNOが少ない理由と今後の展望についても触れましたが…

今後は、キャリアも含めた格安SIMを提供するMVNO全体で、ますます価格だけでなくサービス、サポート体制など競争が激しくなっていくでしょう。

その中で成長するMVNOもあれば、潰れてしまうMVNOもあるかもしれませんね。

以上、「【アプリなし】無制限かけ放題がある格安SIM5社を徹底比較!」でした。ぜひ、今回ご紹介した5社の中から、あなたにピッタリの格安SIMを見つけてくださいね!